
【スコアレインに入った経緯】
なつめ : Mon'ちゃんに誘われて、最初はゲストととしてどうですか?という感じで言われて入りました。
---Mon'さんとはどうやって出会ったのですか?
なつめ : Mon'ちゃんとは同じ学校で講師をしていて、そこでスタッフの方に紹介されて、最初はスコアレインのライブを観客として見させて頂きました。
その時はまだ、スコアレインに入る入らないの話は無くてその後、しばらく経ってから、どうでしょう、やってみませんか?とモンチさん(Mon'ちゃん)から誘われて最初はゲストとして関わらせて頂きました。
---なつめさんが入る前に見たスコアレインはどうでしたか?
なつめ : クラシックをガッチリやってたので。JAZZとかはまだ勉強中でして、好きで、興味もあったのですか。わりとクラシックプレーヤーの目線で見てました。構成とかすごいなと思ってみてましたね。
---はじめスコアレインに入ってみて実際に演る側になった時はどうでした?
なつめ : ・・・・みんなの言葉が通じませんでした(一同笑)
やっぱりなんでしょうね、共通の“音楽”なので、そんなに違う事はないと思うんですけどJAZZ系の人たちとクラシック系の人たちのリズムや間の取り方が違うというのがあって、みんなで、ここはこうしよう、ああしようと言ってる言葉がよくわかりませんでした。(苦笑)
---今は?
なつめ : 今は、8割くらい通じようになりました。何がわかんなかったのか、今となってはわかりません。(笑)
今は、色んなこと(音楽的に)を試したりできます。メンバーと音楽以外でも、馴染んできたとうのがあると思います。
【なつめさんから見た各メンバーの印象】
---直人さんは?
なつめ : 音楽に対しても、音楽以外の事にも揺ぎ無いポリシーやこだわりを持っている人だと思います。絶対妥協しないし。でもそれって大切なことだと思います。特にこの仕事に携わる人間には必要な要素。
でも、もし一般の企業とかで同僚だったらちょっとめんどくさい(笑)たぶん向こうもそう思うだろな。
---カズさんは?
なつめ : カズさんは音楽にアイデアがポンポン出てくる人で私にとっては先生というか、先輩といった感じです。そして応用力とか、柔軟性とか私には欠けている部分をいっぱい持っています。困った時はカズさんに聞け!です。
あと、いじりやすくて楽しい方です(笑)いじめると喜んでくれる方なんで!フフフ
でも最近さらにダジャレ頻度増えたな~ みんな最近慣れてきて、かなり流すようになったのにマイペースでどんどん攻めてくる。あ、この攻め態勢は演奏にも出てる!(笑)
---Mon'さんは?
なつめ : やっぱり先生って感じですね。ダジャレ言わない方の先生(笑)スコアレインに入りたての時にいろいろ教えてもらったりアドバイスをくれたのが、Mon'ちゃんなんですよね。
同じ音大の先輩だったというのが後でわかったのですが、音大の人は“自分と同じ環境で音楽をやってきた人”というのが、すごく自分の中にあったんです。でもその同じ畑のMon'ちゃんが色んな音楽をできちゃうところが尊敬できるなぁと思っていますし、じゃあ自分も出来るはずだよ!って励みにもなります。一番身近で相談できる人です。女の子同士というのもあって。
---RONxIIさんは?
なつめ : RONxIIは今は一緒の音楽系の人という意識があるんですけど、スコアレインに入った時は、やっぱり別の世界の人という感じでした。
なんて言ったらいいのか・・・。 実は、最初の頃はRONxIIに対して私が緊張してるのもあったのかも知れません。「芸能人だぁ~」とかも思っていたのかな。なんか素人くさい、私(笑)
年齢的にも目上だと思っていたし、仕事経験は私より長い分、仕事に関しての知識はなるほど、と聞く事も多々あります。それにしてもやっぱりTAPは今でも新鮮にスゴイなぁと思います。絶対に音の種類は私達楽器隊の方が多いに決まってるんですが・・・。彼は“聴かせ”ますよね。
---スコアレインのライブに取り組むにあたっての姿勢とかありますか?
なつめ : スコアレインはとにかく曲が多彩で、色んなテイス トのものがあります。そしてそれはこのバンドの大切な魅力だと思っているので、その曲その曲によって、曲の個性を出せるように注意を払っています。
やっぱり楽器の特性上、目立つ役割の事も多いですし。弾き方とか音色とかとても細かい部分に自分はこだわっているつもりなんですよ。自分の音を録音してどう聴こえるか必ず全曲試します。
---ライブは緊張とかしますか?
なつめ : しますよ!しますし、うつします人に(笑)今は緊張を半分にしてます、人にうつして。フフフ
(横で聞いていたMon'さんが)Mon' : ひどいんだよ~。(なつめさんが)「今日緊張してないの?しようよ!緊張~!」って言うんですよ!
なつめ : 周りが緊張してくると、ちょっと安心してくるっていうか(笑)お客さんが入ってくる時が一番緊張します!
---ライブが始まったらどうですか?
なつめ : 始まっちゃうと、ステージに上がると、結構楽しくなっちゃいます。
---女の子チームはライブの衣装にもこだわっているそうですが。
なつめ : そうなんですよ。そろそろお金なくなっちゃう・・。ほんとに(笑)なるべくステージ毎に(スコアレインはだいたい2ステージ)変えてます。曲構成にも合わせて変えてます。ライヴ日程間隔が近いと4つ用意しなければならなくなります。
(横で聞いていたカズさんが)土村和史 : 衣装は同じでも、でっかいアクセサリーとか4つ用意してバリエーションを作ればいいじゃん。
なつめ : う、うーん、そ、そうね。(流す)
【CDについて・オリエンタルフォレストついて】
なつめ : 基本的にこのバンドはライブバンドだと思っているので、みんなの空気を感じながらやるのが重要なんです。
オリエンタルフォレストはクリックをつけて個別にレコーディングして、音を重ねるという手法の1曲目よりは、4曲目(ライブバージョン)の方がやりやすかったです。
4曲目のライブバージョンはみんなで録ったので、どっちかっていうと“いつもの感じ”。でも、かなり良い出来で曲が進んでいっていたので、弾きながら「絶対失敗しちゃいけない!」と思いました。みんなもそう思っていたのでは?集中力凄かったもん。
---ここを一番聞いてほしい所とかありますか?
なつめ : ・・・何がはじまるんだろうという、ド頭。オリエンタルフォレストのはじまりが私は一番好きです。

【2006年末・横浜・東京ライブについて】
なつめ : とても楽しかったです。珍しく始まる前の緊張度はいつもほどじゃなくて。なんだかとてもワクワクしていました。2006年から『ライブ前のライブのためのリハ』以外に『スコアレイン研究会』という練習のために定期的に集まるようになったのが良かったのかと思います。心配だった事といえば、横浜のとき、衣装のチャイナドレスがキツキツで呼吸を浅くしなきゃいけなかったことくらいです。
【のだめカンタービレ出演について】
なつめ : オケ(SオケとRSオケ)の演奏者の一人で、少ししか映ってませんけど(笑)
職種は違いますが役者さんたちの短期で仕上げる集中力には驚きでした。特にヴァイオリンは見た目だけで素人かプロかすぐわかっちゃいますし。最初の撮影に行った時には既にフォームに不自然さが全くありませんでした。
撮影は長いときで20時間以上にもなったりするので、やっぱりみんな疲れが出てきちゃいます。でもスタッフの方は疲れた様子を微塵も出さないどころか、明るく現場を盛り上げようとジョークを飛ばしたりしながらすごく気をつかってくれました。ひとえにいいものを創りたいからこその努力が随所に感じられて見習うべき点だなと思いました。
この原作漫画やドラマ化で、色々なクラシックの名曲が幅広い客層に聴かれるようになったり、興味を持たれたりするようになりました。すごく良い事だと思います。そして、それにほんのちょっとですが関われたのは嬉しいことでした。
---会場での演奏シーンは、実際に演奏してるんですか?
なつめ : 弾いてますよ~。同じ部分を10回とか20回とか。 実際の放送で使われている音は別の音源だったりもしますが、撮影中は基本的にやってます。
【今後、そしてファンに一言】
なつめ : これからもずっと勉強・研究を重ねていきます。 聴いていただいた方全員にリフレッシュしてもらい満足感を得てもらうことが私にとって“おいしい”ので!今後ともよろしくお願いします。
---本日はありがとうございました。
なつめ : ありがとうございました。・・・なんか(上手に答えられなくて)スイマセン。
2006年某日・都内某スタジオにて