花色(はなのいろ)

ところどころに
ほつれた記憶
幼心にしまい込んだ

繋ぎ合わせた
曖昧な輪郭
小さな小さな夢の続き

まだまだ弱さ
集まるとしたら
君は雫と消えるのか

いっぱい広げた
古びたちぎり絵
時と鍵は花びらにかえる

風を受けて ふくらんで
大きな春を作るでしょう

秘密の島を
見に行きましょう
親鳥も知らないフルサトへ・・・

真実の扉を   開くとしたら
きっとあなた・・・見つかるはず

土の下から 雛たちが
空へ高く あがっていく・・・

月の光 消えないように
二人手のひら まるで囲んで・・・

大きく 放たれた
歌う 花色(はないろ)
La~  空を遊ぶ

やさしい思い出
歌う 花色(はないろ)
La~  軌跡を綴る